俺の辞書に「幸せ」という言葉はないに等しいが、「幸せ」としか言いようのない瞬間を享受したので報告したい

「世の中、自分以上に不幸な人間がいるのか」 身近な人から、そう目の前で嘆かれる出来事があった。自業自得と言えなくもない状況のなか、自らに起きたことを「不幸」と認識し、断定し、心が叫ぶ通りに「フコウ」と発声し、表現したその人を、私は驚きの目で…

たとえ子供部屋おじさんでも「生きることに耐えた」時間の積み重ねは、ある

ビクトル・エリセ監督の最新作、『瞳をとじて』をみた。 端的に言って、それはもうしみじみと沁みわたるように良い映画だった。 まぁ、ヒューマントラストシネマ渋谷のあの肩甲骨あたりのカーブが微妙なシートに、仕事終わりに3時間も埋もれていたものだから…

麻生太郎のお面づくりに勤しむ小6女児

「いつから政治に興味があったんですか?」と聞かれたら、オフィシャルには「高校生くらいのころからですかね」と答えるようにしている。 厳密に言えば、本当は、政治に興味がある方ではない。認知能力は明らかに低下していて、一般企業であればとうに定年、…